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Episode 31では、臨界期の話をしました。英語を学ぶにも適切な時期があって、それを過ぎると学習が困難になるというお話しでした。大体、こういう話を聞くと、「うちの子どもにも早く英語を勉強をさせなくっちゃ!」となってしまう親御さんの気持ちもわかります。
ただ、この手のお話しはHypothesis(仮説)であることが多く、絶対にそうなるというわけではないんですね。Hypothesisでいうと他にもInput HypothesisとかっていうKrashenという有名な学者さんが考えたものもありますね。乱暴に説明すると、英語を学習するのにインプットを大量にすることにより、上達が早くなるって話なんですが、これもある程度の信ぴょう性は当然あるにせよ、必ずしもそうでないと上達しないというものでもないんですね。
よく人間の脳をコップに例えて、大量の水(インプット)がコップ(脳)に注がれると、ある時その水があふれてアウトプットとなるという話があります。つまり、赤ちゃんは大量のインプットとしてお父さんやお母さんの話し声をたくさん聞いて、そのインプットが満タンになると自然とアウトプットとしてあふれ出すということなんですが、本当にそれだけなんでしょうか。
実際赤ちゃんは喃語(なんご)と呼ばれる言葉なのか言葉じゃないのかわからないものを話ながら、話す練習をしていて、突然話し始めるわけではないですもんね。もちろん、インプットがより多くあった方が良いというは間違いないんでしょうが。
別のEpisodeでも話したことがあるような内容ですが、要するに主張したいのは、英語を学ぶ上では、自然に身に付く部分は当然あるにせよ、インプットもアウトプットも結局やらなくちゃいけなくて、それを楽しくやっていくのが一番だということです。 前回からの繰り返しになりますが、やっぱり語学は楽しく学ぶのが一番!お子さんに英語を過度に強いてはいけませんね。お母さんも一緒に英語に親しめたら、お子さんの学習も進むのは間違いないです!
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