【Episode 12】RとLの発音の違い②

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Episode 11がRの発音方法だけで中途半端に終わってすみませんでした・・・(笑) 

今回はLの発音についてお話しします。 

Lの発音は、Rに比べて日本語のラ行に近いと言えば近いのですが、ちゃんとやらないと全くLの発音になりませんので、気をつけましょう。 

まず舌の先端を歯と歯茎のちょうど境目のところに強く押し当てます。この位置がズレてしまうとL独特の少し水気を含んだような発音はできません。ちなみに、Lは英語の発音の中でもliquidという種類の発音で、文字通り「液体」のような発音になるんですね。話がそれましたが、強く押し当てた舌を「抜く」ようなイメージで動かすとLの発音になります。 

ただ、ネイティブが発音するとき、単語によっては舌が口の中の別のところに当たっていることもあります。例えば、absolutely(確かに)という単語を発音するとき、最後の-lyではもちろん舌は歯と歯茎の間に当てていますが、直前にあるtの発音後のために舌の動きが間に合わず、舌の側壁が口の両側にある上の奥歯に当たっている場合もあります。このような発音を修得した方が良いというわけではないですが、ネイティブの人たちの発音と自分が頑張って出した発音が微妙に違っていることもあるので、その時は気にする必要はないですね。 

ちなみにRと同じくLも単語のどこにあるかによって発音が若干異なります。Lが単語の最初にある場合には説明した通りですが、wallやpencilなどLが単語の最後に現れる場合には、舌先の最後に歯と歯茎の間にグッと押し当てて終わるって感じですね。真逆をやれば良いだけなんですが、普段そんなところに舌を当てる習慣がない日本人にとっては、音が弱くなかなか聞こえづらいので、少し練習は必要かもしれないですね。 

2回に渡ってRとLの発音方法の違いを説明しましたが、少しは参考になっていたら嬉しいです! 

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