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Episode 2では、英語の語彙が多い理由に、ラテン語系であるフランス語が英語に入ってきたからって話をしました。今回は、その続きとして、単語を覚えるコツの一つをお話ししたいと思います。
英単語の約4割を占めると言われるラテン語系の語の特徴として、いくつかの部分に分かれているということがあります。例えば、unacceptable「受け入れられない」という語は、un-、accept、-ableの3つの部分から成っています。まず、最初のun-は接頭辞(prefix)、最後の-ableは接尾辞(suffix)と呼ばれています。接頭辞は主に単語に意味を加えることが多いですが、接尾辞は意味を加えるだけでなく、品詞を変える役割もしています。真ん中のacceptは木の幹に例えて語幹(stem)とか語基(base)のように呼ばれています。
英単語を覚える上で大事なことは、接尾辞や接頭辞を代表的なものだけでも先に覚えておくことです。例えば、inは「中」、exは「外」という意味がありますが、include「含む」を知っていれば、excludeは知らなくてもincludeの反対の意味で「外す」なのかなって感じで連想ができるようになります。
また覚えておいてほしいのは、語基の部分に入る語は主に名詞や動詞であること多いので、まずは基本的な名詞や動詞をしっかり覚えていれば、あとは接尾辞や接頭辞の組み合わせによってなんとかなるっていう発想であっても、ある程度の語彙量を得ることはできます。Episode 1でもお話ししたようにこの意味でも動詞ってキーになるので、単語は動詞から覚えていくのはとても賢いです。良い単語帳は大体動詞で始まっていますから。
英単語を覚えるヒントにはなったでしょうか。
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